グローバル・スタディーズの挑戦



著訳者名 足羽 與志子 /ジョナサン・ルイス 編著
副題 クリティカルに、ラディカルに
書名ヨミ グローバルスタディーズノチョウセン
仕様/ページ数 四六判/並製/336ページ
定価 2,500円+税
ISBN 978-4-7791-2751-9
出版年月日 2021/4/20

 

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1997年、既存学問分野を横断網羅するグローバル・スタディーズの大学院を創設した、一橋大学社会学研究科地球社会研究専攻を中心に、グローバル・スタディーズの思想と実践、教育と現状、独自の研究領野を提示する必読書。

目次

▼ 第1部 グローバル・スタディーズの思想と挑戦

 第1章 グローバル・スタディーズという挑戦――制度、実践、思想の間で
  (足羽與志子/一橋大学大学院社会学研究科教授)

 第2章 グローバル・スタディーズの創生、展開、展望
  (デヴィット・L・ワンク/上智大学国際教養学部教授、グローバル・スタディーズ研究研究科長)
  (吉濵健一郎訳)

 第3章 クリティカル・グローバル・スタディーズに向けて
  (伊藤 毅/上智大学国際教養学部・大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)

 第4章 暴力、文化表現、ソーシャル・デザイン――グローバル・スタディーズと人類学
  (中村 寛/多摩美術大学美術学部准教授)

▼ 第2部 グローバル・スタディーズへの交差

 第5章 歴史研究における「グローバル論的転回」の変革力──個人的回想
  (ディエゴ・オルスタイン/ピッツバーグ大学歴史学部教授、歴史学学部長)
  (吉濵健一郎訳/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程)

 第6章 グローバル・スタディーズは記憶研究と交差しうるか
  (林 志弦〔イム・ジヒョン〕/西江〔ソガン〕大学歴史学部教授、トランスナショナル・ヒストリー、クリティカル・グローバル・スタディーズ研究所所長)
  (梅垣 緑訳/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程)

 第7章 グローバル・メモリー・スペースにおけるコスモポリタニズムとナショナリズムの衝突
  (ジョナサン・ルイス/一橋大学大学院社会学研究科教授)

 第8章 グローバル化した高等教育、コスモポリタンな個人と市民
  (ヤセミン・ヌホグル・ソイサル/エセックス大学社会学部教授)
  (梅垣 緑訳)

▼ 第3部 グローバル・スタディーズの実践と展開

 第9章 蚕糸業に見る近代産業化と民俗的想像力──蚕を育てる技術・身体感覚を軸として
  (沢辺満智子/ポリフォニープレス合同会社 代表)

 第10章 田中千代のグローバルな視野と日本のモダン・ファッションの形成
  (本橋弥生/国立新美術館主任研究員)

 第11章 越境するヒロシマ・ナガサキ──グローバルな記号の流通と変容
  (根本雅也/松山大学人文学部准教授)

 第12章 グローバル〈災害〉スタディーズ試論──不可視化された被災者・被災地をめぐって
  (山﨑真帆/東北文化学園大学現代社会学部助教/21年4月1日~)

 第13章 外国人労働力としての難民認定者の観光業への登用可能性──オーストラリアの地方部での誘致策にみる日本社会への政策的示唆
  (小野塚和人/神田外語大学外国語学部准教授)

 第14章 非ヨーロッパ世界におけるオペラ受容の歴史と現在──ベトナムを中心に
  (加納遥香/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程・日本学術振興会特別研究員)

編著者プロフィール

足羽 與志子(アシワ ヨシコ)
一橋大学大学院社会学研究科教授。
著書に
『平和と和解  思想・経験・方法 一橋大学大学院社会学研究科先端課題研究叢書6』
(足羽與志子、中野聡、吉田裕 編、旬報社、2015年)、
『東アジアの未来  安定的発展と日本の役割』
(「東アジアの安定と文化政策 足羽與志子」所収、一橋大学東アジア政策研究プロジェクト 編、東洋経済新報社、2012年)、
『平和と和解の思想をたずねて』
(「暴力の対峙点 足羽與志子」所収、平和と和解の研究センター、足羽與志子、濱谷正晴、吉田裕 編著、大月書店、2010年)、
『紛争解決の国際政治学 ユーロ・グローバリズムからの示唆』
(「ヨーロッパの紛争管理政策 平和と和解の文化を育む 足羽與志子」所収、ジョナサン・ルイス、中満泉、ロナルド・スターデ 編著、ミネルヴァ書房、2010年)他。
『挑戦する仏教  アジア各国の歴史といま』
(「中国 近代化する共産主義国家の仏教 足羽與志子」所収、木村文輝 編、法藏館、2010年)、
『Making religion, making the state : the politics of religion in modern China』
(edited by Yoshiko Ashiwa and David L. Wank. Stanford University Press, c2009)、
『人と社会つながりの再発見 コミュニケーションの変容 連続市民講座』
(「暴力の記憶と和解への道 足羽與志子」所収、一橋大学社会学部 編、彩流社、2009年)他がある。

ジョナサン・ルイス
Lewis Jonathan.
一橋大学大学院社会学研究科教授。
著書に
『紛争解決の国際政治学 ユーロ・グローバリズムからの示唆』
(「ユーロ・グローバリズムと紛争管理 ジョナサン・ルイス」所収、ジョナサン・ルイス、中満泉、ロナルド・スターデ 編著、ミネルヴァ書房、2010年)、
『市民の社会史  戦争からソフトウェアまで 連続市民講座』
(「ソフトウェア開発の社会史 ジョナサン・ルイス」、一橋大学社会学部 編、彩流社、2008年)
『衝突と和解のヨーロッパ  ユーロ・グローバリズムの挑戦』
(「「ヨーロッパ」の周辺への浸透 欧州憲法条約否決とスコットランド政治 ジョナサン・ルイス」所収、大芝亮、山内進 編著、ミネルヴァ書房、2007年)他がある。