ウィーン工房

著訳者名 角山 朋子 著
副題 帝都のブランド誕生にみるオーストリア近代デザイン運動史
書名ヨミ ウィーンコウボウ
仕様/ページ数 A5判/上製/440ページ
定価 4,800円+税
ISBN 978-4-7791-2743-4
出版年月日 2021/8/18
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家具、食器、金属細工、アクセサリー、グラフィック、テキスタイル等、美しい日用品の数々。

1903年に設立された「ウィーン工房」(1903-32)は、英国アーツ・アンド・クラフツ運動の影響のもと、19世紀的な工芸改革団体から、「帝都」のイメージをまとった20世紀のブランド企業へと飛躍した。

個性的な芸術性と経済性の両立を試みた「ウィーン工房」の活動を作品、言説、史実から精緻に検証。

19世紀末~20世紀初頭の政治や社会情勢を視野に入れ、国際デザイン史の枠組みで、ハプスブルク君主国・首都ウィーンの近代デザイン運動をとらえるオーストリア近代デザイン史研究。

カラー口絵4頁、年表付。

【展示会情報】
ウィーン工房の一員として活躍し、本書でも取り上げられている上野リチの展覧会
「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」 が今秋(2021年11月16日~)開催!

目次

序論
第1章 オーストリア近代デザイン運動の胎動
第2章 ウィーン工房誕生の布石
第3章 設立構想と初期理念
     ──1900‒06
第4章 理想と経営のはざまで
     ──1907年以降のウィーン工房の企業化とデザイン特性の変化
第5章 「ウィーン工房」のブランド確立へ
     ──帝都の美術工芸を担う
第6章 第一次世界大戦下の活動
     ──女性メンバーの躍進と国家協力
第7章 1920年代から終焉まで
     ──装飾的デザインと変貌する国家、社会との距離
結論

著者プロフィール

角山 朋子(カクヤマ トモコ)
神奈川大学国際日本学部准教授。
専攻はオーストリア・中欧デザイン史、芸術思想。