民族文化遺産の守護神

著訳者名 李 忠烈 著 /金 容権 訳
副題 澗松・全鎣弼物語
書名ヨミ ミンゾクブンカイサンノシュゴシン
仕様/ページ数 A5判/上製/354ページ
定価 3,600円+税
ISBN 978-4-7791-2742-7
出版年月日 2021/11/26

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「国を守るということは武器を持って戦うだけでなく、文化遺産を守ることでもある」

韓国に遺る国宝12 点、宝物10 点、ソウル市指定文化財4 点を含む多数の文化遺産を私財を投じて蒐集した男の一生!

日本の植民地下の韓国で生をうけた全鎣弼(チョン・ヒョンピル)は、早稲田大学で学んだ後、故郷に帰り親族から受け継いだ巨万の財産を使い、流失しつつあったさまざまな貴重な文化遺産の蒐集を始めた。

目次

はじめに
1  蒼天と千羽の鶴
2  重荷を背負った植民地下の少年
3  何をなすべきか
4  生涯の師、葦滄・呉世昌
5  天から授かった財産
6  初めての蒐集品
7  世事から遠ざかって文化財を守る
8  古書画蒐集の前哨基地、翰南書林
9  黄金狂時代の夢
10 友情と同志、李淳璜と新保喜三
11 秋史に出会う
12 謙斎と真景の時代
13 玄界(海)灘を越えて蕙園を探す
14 危機!
15 国宝となった胡麻油の瓶
16 韓屋四百軒の勝負
17 韓国初の個人美術館、葆華閣
18 救済と教育事業
19 『訓民正音』を求める
20 嗚呼、全鎣弼
解説 澗松・全鎣弼蒐集品の文化史的意味
──李源福(国立光州博物館長)
澗松・全鎣弼蒐集品と指定文化財目録
澗松・全鎣弼年譜
『澗松・全鎣弼物語』に触れて
──高麗美術館 代表理事 鄭喜斗

著者プロフィール

李 忠烈 (イ チュンニョル)著
Chung-Ryoul LEE
1954 年韓国に生
1970 年両親とアメリカに移住。作家。
『近くても遠い道』、『絵画愛好家へと向かう道』
『相続された国へ行く』などがある。

金 容権 (キム ヨングォン)訳
1947年、岡山県生まれ。1971年、早稲田大学文学部卒業。
著訳書に『第4版 朝鮮韓国近現代史事典 1860-2014』
(韓国史事典編纂会、金容権 編著、日本評論社、2015年)
他多数。