映画と文藝



著訳者名 清水 純子 著
副題 日本の文豪が表象する映像世界
書名ヨミ エイガトブンゲイ
仕様/ページ数 四六判/並製/395ページ
定価 3,000円+税
ISBN 978-4-7791-2648-2
出版年月日 2020/1/21

 

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映画化された日本の文学作品に現れる、ほの暗い日本家屋の闇に似た人間の暗部を、文学者自身も援用した精神分析理論等を参照して、原作と映画、作者と表現者との差異から、その「陰翳」を礼賛し見極めようとする文藝批評。

目次

1 清少納言  『枕草子』:ピーター・グリーナウェイのパロディ化
2 芥川龍之介 『藪の中』:多様な読みを許す複数の視点
3 江戸川乱歩 『陰獣』:闇に葬られた欲望
4 谷崎潤一郎 『卍』:性の境界侵犯か
5       『鍵』:ファム・ファタール夢幻/殺しの女装
6       『瘋癲老人日記』:ファム・ファタール夢幻/
                 女神に溺れるパラフィリア老人
7 川端康成  『眠れる美女』:老人の禁じられた遊び
8       『美しさと哀しみと』:サイコホラーの側面
9 三島由紀夫 『午後の曳航』:ナルシストの視線

著者プロフィール

清水 純子(シミズ ジュンコ)
東京生まれ。立教女学院小学校、中学校、高等学校卒業。
東京女子大学英米文学科卒業。東京女子大学大学院文学研究科
修士課程英米文学科修了。法政大学大学院博士後期課程満期中退。
シドニー工科大学英語教育学修士課程修了。筑波大学大学院博士課程
(英文学)修了。筑波大学Ph.D.博士(文学)号取得。
日本興業銀行本店外国為替部勤務をへて大学非常勤講師。
現在、都内主要五大学にて非常勤講師をつとめる。
専門は映画批評、英米文学・英米演劇および英米文化批評。
主な著書に、
『アメリカン・リビドー・シアター  蹂躙された欲望』
(彩流社、2004年)、
『様々なる欲望  フロイト理論で読むユージン・オニール』
(彩流社、2010年)等がある。