ソール・ベローともう一人の作家

著訳者名 日本ソール・ベロー協会 編
副題  
書名ヨミ ソールベロートモウヒトリノサッカ
仕様/ページ数 四六判/上製/344ページ
定価 3,500円+税
ISBN 978-4-7791-2613-0
出版年月日 2019/8/27
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ある観点から他作家と比較することで立ち上がるベロー文学の広がりと深さ…アメリカ文学史の重要作品と共にベローの小説を論じる本書によって、その思わぬ影響関係が焙りだされる。現代的問題と文学の癒しが交差するベロー論集

目次

まえがき

第一章  ソール・ベローとダニエル・デフォー
――『雨の王ヘンダソン』と『ロビンソン・クルーソー』
(ジャック・ライアン/鈴木 元子訳)

第二章  ソール・ベローとスティーヴン・クレインの海
――『オーギー・マーチの冒険』第二五章を読む
(岡﨑 浩)

第三章  ソール・ベローとジョン・スタインベック
―二人のノーベル賞作家の比較研究事始め
(山内 圭)

第四章  ソール・ベローとアイザック・ローゼンフェルド
――「ゼットランド」と「ソロモン王」
(大工原 ちなみ)

第五章  ソール・ベローとラルフ・エリスンの五〇年代
――見えない人間を探して
(伊達 雅彦)

第六章  ソール・ベローとジョナサン・フランゼン
――『ピューリティ』における反知性主義と共同体
(川村 亜樹)

第七章  ソール・ベローとアルフレッド・アドラー
――アドラー心理学から考察する『この日をつかめ』
(朴 育美)

第八章  ソール・ベローの〝修復〟とジョン・アップダイクの
                          〝受容〟
――『サムラー氏の惑星』と『帰ってきたウサギ』を中心に
(柏原 和子)

第九章  ソール・ベローと遠藤周作のホロコーストへの応答
――『サムラー氏の惑星』と『沈黙』を中心に
(鈴木 元子)

第十章  ソール・ベローとトニ・モリスンの男性像
――『この日をつかめ』と『ソロモンの歌』の
〝恰好悪い男〟比較
(永瀬 美智子)

第十一章 ソール・ベローとグレイス・ペイリー
――〝家〟を問う女性たち
(相原 優子)

第十二章 父と息子のニューヨーク物語
――ベロー、オースター、フォア
(坂野 明子)

第十三章 ソール・ベローとジョナサン・サフラン・フォア
――“書く〟行為がもたらすアイデンティティ
(山本 玲奈)

第十四章 ソール・ベローと村上春樹
――流浪・修復・自己の掘り下げ
(佐川 和茂)

あとがき

著者プロフィール

日本ソール・ベロー協会(ニホンソール・ベローキョウカイ) (編)
The Saul Bellow Society of Japan.
本部:関西外語大学 町田研究室内「日本ソール・ベロー協会」。
日本アメリカ文学会登録団体。
ソール・ベローおよび関連諸分野の研究と、
会員相互の交流をはかる。年次大会(総会を含む)の開催、
会報(ニューズレター)の発行、研究のための諸活動と
研究成果の発表等を行う。
協会編の出版物として、
『ソール・ベロー研究――人間像と生き方の探求』
(大阪教育図書、2007年)、
『彷徨(さまよ)える魂たちの行方
――ソール・ベロー後期作品論集』(彩流社、2017年)がある。

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