ブダペシュトを引き剥がす



著訳者名戸谷 浩 著
副題深層のハンガリー史へ
書名ヨミブダペシュトヲヒキハガス
仕様/ページ数四六判/並製/189ページ
定価1,800円+税
ISBN978-4-7791-2319-1
出版年月日2017/4/27


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眼に見える歴史と忘れられた歴史! ハンガリーの首都ブダペシュトを構成する主要な地区を取りあげ、そこに積み重ねられた歴史の古層と特殊性を掘り起こし、時の流れとともに複雑な“混淆”を経た結果としての現代を逆照射する。

目次

はじめに

第一章 「二項対立」の丘
――1 区 王城丘区

第二章 「政治」と「民衆」の広場
――5区 リポート街区

第三章 ブダペシュトの中の「南」
――1区 王城の丘とゲレールトの丘の間 タバーン

第四章 ドナウは全体である、ドナウは形式である
――ドナウ川とその河岸

第五章 「ユダペシュト」と呼ばれた街
――7区 エルジェーベト街区

第六章 「難民」ステーション
――8区 東駅・ヨージェフ街区

第七章 「赤きリンゴの国」の首都
――2区 バラの丘と水の街

参考文献

おわりに

著者プロフィール

戸谷 浩(トヤ ヒロシ)
明治学院大学国際学部教授。
専攻:ハンガリー近世史
著訳書等に、
『ハプスブルク軍政国境の社会史――自由農民にして兵士』
(カール・カーザー著、越村勲との編訳、学術出版会、2013年)、
『ハプスブルク帝国政治文化史――継承される正統性』所収
「帝国の南辺が作られる――軍政国境地帯の性格の転換と近代」
(論文、篠原琢・中澤達哉編、昭和堂、2012年)、
『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会 編、
-特集 世界システムとオスマン帝国-所収記事
「二つのシステムの交わる所の相貌:
近世ハンガリーの社会経済史的な位置」
(論文、早稲田大学西洋史研究会、2011年12月) 、
『国際学研究』(明治学院大学国際学研究会 編、
所収書評記事「 歴史遺産としてのドナウと、
Pars pro toto論–エステルハージ・ペーテル著
(早稲田みか訳)『ハーン=ハーン伯爵夫人の
まなざし–ドナウを下って』(東欧の想像力 3) 」
(書評、明治学院大学国際学部、2011年3月)、
『PRIME』(明治学院大学国際平和研究所 編、
-特集 「国家」、「民族」の諸問題と国際秩序の将来-
所収記事「対談 東ヨーロッパの民族・国家を考える:
ウクライナ問題が意味するもの」(吉岡潤、孫占坤との対談、
明治学院大学国際平和研究所、2016年3月)、
『ハンガリーの市場町――羊を通して眺めた近世の
社会と文化』(単著、彩流社、1998年)ほか。