情動とモダニティ

英米文学/精神分析/批評理論
原書: AFFECT AND MODERNITY : LITERATURE/PSYCHOANALYSIS/THEORY

遠藤 不比人 著
四六判  275ページ  上製
定価 3,200円+税
ISBN978-4-7791-2308-5

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十九世紀的な個人が抱く感情を逸脱するもの、あるいは個人的主観性ではなく「間主観的」な集団性を希求する政治的欲望をめぐってフロイト、バルト、ド・マン等の思想と並列させ、英、米、日本の文学テクストを縦横無尽に読解。

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目次

序論:

情動という近代心理学=
文学の内/外部に宿る「もの」

Ⅰ フロイトに抗う情動

第一章: D・H・ロレンス、否定性に宿るもの

第二章:ジョウン・リヴィエール、
母娘関係という過剰

Ⅱ 革命と情動

第三章:レイモンド・ウィリアムズ、
情動と集合性

第四章:D・H・ロレンス、
単独者とマルクス主義

第五章:バルト、ド・マン、メールマン、
情動と間テクスト性

Ⅲ 日常性に宿る情動

第六章:エドワード・オールビー、
冷戦と不気味なもの

第七章:三島由紀夫、天皇、冷戦、風景

第八章:カズオ・イシグロ、
「日本」を翻訳すること

終論:ジェイムソン、ウィリアムズ、フェルマン
情動と言語行為性

参考文献/索引

あとがき

著者プロフィール

遠藤 不比人(エンドウ フヒト)
成蹊大学文学部教授(イギリス文学・文化、文化理論)。
慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。
博士(学術、一橋大学)。
著書に『死の欲動とモダニズム――イギリス戦間期の文学と精神分析』
(慶應義塾大学出版会)、
『日本表象の地政学――海洋・原爆・冷戦・ポップカルチャー』
(編著、彩流社)、
『文学研究のマニフェスト
――ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門』
(研究社、共著)他。
雑誌論文に “The Death Drive of Revolution/
Counter-Revolution,”
(a): the Journal of Culture and the Unconscious
(The California Psychoanalytic Circle) 8. 2
(2011-12); “Singular Universality
: D. H. Lawrence and Marxism,”
D. H. Lawrence Studies
(The D. H. Lawrence Society of Korea) 20. 1
(2012) 他。
訳書に『死の欲動と現代思想』
(トッド・デュフレーヌ みすず書房 2011年)。