洋ピン映画史



著訳者名二階堂 卓也 著
副題過剰なる「欲望」のむきだし
書名ヨミヨウピンエイガシ
仕様/ページ数四六判/並製/317ページ
定価3,000円+税
ISBN978-4-7791-2242-2
出版年月日2016/11/21


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「洋ピン」映画の黄金時代は70年代。仏国のサンドラ・ジュリアン、米国のシャロン・ケリーら女優が多数来日。本書は1960年代~ 90年代までの約30年間、日本映画市場に流布した欧米成人映画についてまとめた貴重な映画批評である。

目次

[1章]
洋ピンの曙(1950 ~69)
それは「痴情」と「沈黙」で始まった
映倫と初期セックス映画
配給会社あらまし
北欧のセックス革命と監督たち
フランス二人の開拓者
神話の国(ギリシア)から
アメリカのアニマルシリーズ
[2章]
洋ピンの時代が始まった(1970 ~74)
ドイツの勃興
性医学映画の流行
女子学生と人妻レポート
スウェーデンポルノの輝ける時代
フランスとイタリアの動向
アメリカの攻勢
ハリー・ノヴァックという製作者
ラス・メイヤーと巨乳女優
リー・フロストとJ・サルノ
立体ポルノがやってきた
紳士の国のエロ映画(イギリス)
情炎のエーゲ海
ブームに湧く新興の配給会社
[3章]
1975 年の連鎖(1975~7)
エマニエルの衝撃
偽エマニエル夫人たち
新フランス派の監督
イルザと悪魔シリーズ
マカロニ・ナチ物語
「ディープスロート」旋風
ドイツと北欧ポルノその後
躍進するアメリカポルノ
マリー・メンダムとジェニファー・ウェルズ
香港ポルノ上陸
弱肉強食の興行戦争
謎の配給会社
億を稼いだ洋ピン黄金時代
[4章]
安定期から爛熟の時代へ(1980 ~84)
アメリカポルノの製作者たち
アメリカの監督と作品
ロバート・マッカラムの奮闘
女優の時代へ
ジョニー・ワッドの奮戦
ドイツと北欧の終焉がくる
フランスがんばる
新妖精オリンカ誕生
遂にここまで(放尿・獣姦・SM・近親相姦)
イタリアのセミ・ポルノとは
[5章]
衰退への道(1985 ~93)
アメリカポルノ監督と作品
女優の時代へ
五人のO夫人
イタリアのショウケース公開作品
パロディ映画は花盛り
アメリカのヤング女優たち
OP映画の金髪大作戦
アネット・ヘブン会見記
風営法とビデオの脅威
香港ポルノ再び
洋ピン業界人の告白
配給会社のポルノ撤退
塗り替わる女優地図
監督になった俳優たち
洋ピンのピリオド1993 年

著者プロフィール

二階堂 卓也(ニカイドウ タクヤ)
1947 年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。
小学校時代より映画に親しみ、新東宝、東宝時代劇、
日活アクション、やくざ映画、香港活劇、そして
欧米の娯楽映画全般と、世間がB 級、C 級と評する映画、
ピンク映画などを徹底的に見続け、評論活動を展開。
偏向もここまでくるとひとつの個性で、
『キネマ旬報』に連載された
「イタリアン・アクションの誇りと栄光」をはじめとする
一貫した評論姿勢に共感するファンも多く、
その後のジャンル映画再評価に多大な影響を与える。
主な著書に
『マカロニアクション大全』、『マカロニ・マエストロ列伝』、
『新東宝・大蔵/怪奇とエロスの映画史』(洋泉社)、
『イタリア人の拳銃ごっこ』(フィルムアート社)、
『ピンク映画史』(彩流社)等がある。

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