邪馬台国 再発掘の旅
著訳者名 | 和田 潤 著 |
副題 | 「距離・方位・日数の謎」が動いた |
書名ヨミ | ヤマタイコクサイハックツノタビ |
仕様/ページ数 | 四六判/並製/256ページ |
定価 | 2,000円+税 |
ISBN | 978-4-7791-2211-8 |
出版年月日 | 2016/2/23 |
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邪馬台国は本当にどこにあったのか? 前人未踏のルートで女王国に至るまでの全旅程!「邪馬台国=大和」説の人には『魏志倭人伝』が残した「南」の謎解きを提示し、「邪馬台国= 九州」説の人には「陸行一月」の道筋を詳しく示す。
目次
序章 邪馬台国論争 入門
(1)定説を覆し 伊都国の比定を見なおす私見
(2)南へ水行二十日、南へ水行十日 陸行一月
(3)邪馬台国論争の系譜
1章「方位」「距離」「日数」全解に至るまで、その前編
(1)海・船・港の実像を求める旅
(2)「邪馬台国 = 九州」説をふり返る
(3)卑弥呼の墓は福岡県糸島市の平原古墳か?
2章 邪馬台国 大和説への疑念
(1)一大国と末盧国の新たな比定
(2)三世紀の船の形を想定する
(3)女王の都の直前で船は沈没した
3章 邪馬台国 九州北上回帰説
(1)九州をめぐった使者、その名を逞儁という
(2)「水行二十日」は邪馬台国および投馬国 滞在日数を含む
(3)「水行十日 陸行一月」で邪馬台国へ戻る
4章 邪馬台国が動いた
(1)邪馬台国の比定は振り出しに戻った
(2)駅館川の堤に自転車専用道がのびる
(3)「邪馬台国 = 宇佐」説を支える三本目の柱
付章 女王の都で手をとりあう論者たちの既刊書を読む
著者プロフィール
和田 潤(ワダ ジュン)
1949 年長崎県生れ。広島大学教育学部教育学科卒。
これまでの紀行作品に(松尾 定行 名で)
『ローカル線各駅下車の旅』(ちくま文庫書下ろし)、
『大人の青春18 きっぷのんびり旅行術』(河出書房新社)
などがある。『週刊鉄道の旅』(講談社)、
『週刊鉄道絶景の旅』(集英社)、『ノジュール』
(JTB パブリッシング)、『日本の名随筆』(作品社)
などに寄稿。