誤報じゃないのになぜ取り消したの?
著訳者名 | 原発「吉田調書」報道を考える読者の会と仲間たち 編著 |
副題 | 原発「吉田調書」報道をめぐる朝日新聞の矛盾 |
書名ヨミ | ゴホウジャナイノニナゼトリケシタノ |
仕様/ページ数 | A5判/並製/95ページ |
定価 | 1,000円+税 |
ISBN | 978-4-7791-2202-6 |
出版年月日 | 2016/4/13 |
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朝日新聞が伝えた原発「吉田調書報道」(2014年5月20日)は、東電や政府が決して公表しようとしなかった情報を白日の下にさらし、今後の原発再稼働に一石を投じる、重要な報道であった、だが——。メディアの役割と責任を考える1冊。
目次
構成
Ⅰ 座談会:朝日通が語る原発「吉田調書」問題の本質
Ⅱ Q&A:原発「吉田調書」報道の”記事取り消し”
の問題点
Ⅲ マンガ
①朝日新聞「吉田調書」報道は誤報ではない!
②津波対策の緊急性を東電取締役らは知っていた!
Ⅳ「社報」から読み解く朝日新聞社の内情
Ⅴ 私たちは公開質問状で「何を」問おうとしていたのか?
著者プロフィール
原発「吉田調書」報道を考える読者の会と仲間たち(ゲンパツ ヨシダチョウショ ホウドウヲカンガエルドクシャノカイトナカマタチ)
朝日新聞社が下した原発「吉田調書」報道記事の取り消しの
対応の仕方に違和感を感じた読者が、
勉強会を重ね朝日新聞社の問題点をあぶり出し、
経営陣およびPRCに質問書を提出しました。
しかし、その後、真摯な回答を得られないため、
その事も含めて現経営陣に対して
記事取り消しの経緯説明を求めるとともに、
原発「吉田調書」報道記事の“取り消しを取り消させる”運動を
しています。
原発「吉田調書」報道を考える読者の会は、
朝日新聞社に正しい報道を要求するとともに、
この間の安倍政権に象徴される報道に対する権力の介入に
屈しないジャーナリズムの本来の姿を求め続けてまいります。