家族が死ぬまでにするべきこと
著訳者名 | 斉藤弘子 著 |
副題 | |
書名ヨミ | カゾクガシヌマデニスルベキコト |
仕様/ページ数 | 四六判/並製/175ページ |
定価 | 1,500円+税 |
ISBN | 978-4-7791-2184-5 |
出版年月日 | 2015/12/4 |
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大切な人の看取り。いざというとき必要な心得と準備。夫に寄り添い、ともに闘病し看取った終活カウンセラーの著者が自身の体験をもとに語る、医療・介護、葬儀、相続、死別悲嘆……現場の実用的な情報・知識が満載!
目次
【パートⅠ 家族が向き合うこと】
覚悟するということ/医師もわからない「いのち」の神秘/
いのちの質を考える/病と闘う? 闘わない?/
延命措置の決断/人はどのように旅立つのか/
自らが倒れないために/良き看取り、別れのために
【パートⅡ 医師、コメディカル・スタッフとどう付き合うか
─医療現場の実態】
患者は医師を選べない?/医師との付き合い方/
主治医・担当医を変える決意も必要/
いのちを守るために、もの申すこと/
コ・メディカルと上手に付き合って看護のコツを知る/
医療・介護の現場を知る/病院は3か月で出される/
病院を出されたらどうするか──転院、在宅、施設……/
エンド・オブ・ライフケア──
その人らしくの生と死を支援する動き/旅立ちの場を考える
【パートⅢ 死にゆく大切な人に寄り添う】
どのように生きてきて、何を望んでいるのか/
やっぱり「家に帰りたい」/
思いを記したノートは遺されているか/
最期のときをどう過ごしたいか/
誰に会いたいか、誰とも会いたくないか/
触れ合うこと、語りかけることの効用/
「ありがとう」のメッセージ/
「頑張らなくてもいい」と心のなかで伝える
【パートⅣ いざというときの準備をする】
いざというとき、起こること/
死後に直面する問題の対応策/ひとりで抱え込まない/
専門家は、誰に何を相談できるのか/
葬儀をどうするか/
知っておきたいお寺との付き合い方/
相続は争続にならないか
【パートⅤ 「ご臨終です」といわれてからするべきこと】
すぐにしなくてはならないこと/弔いまでのプロセス/
遺族が担う死後の手続き/一覧表を2つ掲載/
死後の後始末──遺された手紙との出逢いも/
大切な人との死別の悲しみに向き合う/
大切な人の供養は自分流に
あとがきに代えて──体験からの学びと社会化
著者プロフィール
斉藤 弘子(サイトウ ヒロコ)
「生と死」のあり方を追究するノンフィクションライター、
終活カウンセラー(一般社団法人終活カウンセラー協会認定・上級)。
また「死生学」を専攻し、葬祭ディレクター養成の学校の講師
(「サナトロジー&カウンセリング論、終末人生設計論)でもある。
◉死生学の主著=『人は死んだらどうなるのか?』(言視舎)、
『はじめて読む「葬儀・お寺・お墓・人生の後始末」の本』
(共著、明石書店)/
◉その他の主著=『器用に生きられない人たち─
「心の病」克服のレシピ』(中公新書ラクレ)、
『私たちが流した涙─記憶に残る最期』(ぶんか社文庫)、
『心をケアする仕事がしたい!』(彩流社のち言視舎)、
『自殺したい人に寄り添って』
(いのちを見つめるシリーズ2、三一書房)など多数。